がんばり屋さんな方ほど、ガマン強い傾向があるなぁと感じています。
この記事では、「肩こりがしんどいなぁ〜」の時にカラダが出しているSOSと心の思いぐせについて書いていきます。
がんばり屋さんの持つ、ガマン強さの正体
がんばり屋さんな女性ほど、「もっとできるはず」と限界突破の踏ん張りを使い、その結果、心の声やカラダの声を後回しにしてしまう。気がつくとガマン強くなっている傾向があります。
何かを成し遂げるために、時には自分の限界を超えて励む期間があったり、正念場と言われるタイミングで踏ん張ることも大切ですよね。
ですが、それが長期的に続くと、どうでしょう。
一定期間の踏ん張りだったはずなのに、長期化することで、いつの間にかガマンをすることがデフォルトになっていませんか?
最初は、「今だけ」「この期間だけ」と単発で発揮されていた無理をしている状態ですが、「このくらいは当たり前」といった感じで無理をし続ける状態なのに負荷を自覚しにくくなっていく。
ガマンの領域が広がっていき、基準値が本来の柔らかい心の状態から、どんどん固く硬直していきます。
さらに進んでいくと、そのデフォルトは「無痛」の境地になっていきます。
これが「凝っているって言われるけど、自覚はない。」とか、「このくらいはいつもなんで、特に気にしていない。」となってくるわけです。
そうすると自分のがんばりを過小評価し、メンテナンスの必要性を感じないので、どんどん自分の感覚(特に痛み)に鈍くなっていく悪循環が起こります。
これが自分の心の声に「気付けない」「感じない」の領域です。
肩こりさんの特徴
「肩こりじゃない人類はどれくらいいるの?」と思うくらい、全人類肩こり説もありますが・笑
肩こり感じてます!という方は、どんな症状を感じますか?
肩こりの主な実感は下記の通り。
- 首や肩がだるい。
- 肩が重たい。
- 背中上側の筋肉がギュッと突っ張った感じがする。
- 頭痛がある。
- 首を左右に傾けると、肩が突っ張る。
- 振り返ると首がポキポキ鳴る。
- 肩や首が冷えているのを感じる。
など
自覚がある肩こりさんは、カラダからのSOSを受け止めてあげましょ。
というのも、セラピストのお仕事をしていて思うのが、肩がこっていても肩こりの自覚がないという方もとても多いということ。
肩こりの自覚がないときは
セラピストのお仕事をしていて思うのが、肩がこっていても肩こりの自覚がないという方もとても多いということ。
前述のような痛みや違和感を放っておくと慢性化していき、実感がなくなっていくこともあります。
そんな時には、身体的な特徴も参考にしてみて。
肩こりさんの身体的特徴は、下記の通り。
- 肩が分厚くなり、背中に厚みがある。
- 首の後ろ、背中の上部の筋肉が盛り上がっている。
- 首から肩にかけての筋肉が三角形に張っている。
- 常に首の後ろが冷たく、冷えている。
- 肩が前に巻いている、いわゆる巻き肩。
- 最近、首が太くなったと感じる。
- 腕がむくんで二の腕が太くなった。
- 親指の付け根が分厚く、膨らんでいる。
- 肘下の筋肉が張っている。
など
- ピンとくるものはありましたか?
- このほかにも「こんな実感してるよ〜」と思うものがあれば、聞かせてください^ ^
肩こりさんのガマンの傾向
責任を負う=背負うことから、肩こりは責任感の表れるパーツ。
責任感が強く、責任をまっとうしようと意識が向いている時には、肩にチカラが入って、筋肉が硬くなりがち。
筋肉が硬くなると、血流が悪くなり冷えや筋肉の伸縮性がなくなり、肩がこっていきます。
左肩は、社会的な責任。
職場、役職、企画、組織、チーム、または社会の一員としてなど
右肩は、家庭的な責任。
結婚生活、子を持つ親として、親族内、両親の介護や老後、長女や長男として家督を継ぐなど
(世間体や社会的な視点で家庭に責任を感じている場合は左肩に負荷を感じることも)
両方凝っているけど、特にこっち側が凝るなぁという時は、上記の領域で負担になっていることは何か振り返ってみて。
肩こりさんの心と思いぐせ
「責任感」がテーマの肩こりさんの思いグセですが、責任を感じている対象は様々です。
何かの使命感や目標達成に因んでいる責任。
小さい頃に大人から言われた「ちゃんとしなきゃ」という心の声を今も大切に守っている、自制心という名の責任。
肩こりを強く感じるとき、責任感や責任をまっとうするための管理の気持ちが強まっているかも。
- このくらいのことは耐えなければ。
- わたしがなんとかしなければ。
- 他人に頼ったり、甘えてはいけない。
- 失敗は許されない。うまくやらないと。
- 他人から指摘されないように、ちゃんとしなければ。
- 本当は嫌だけど立場上、やるのは仕方がない。
- わたししかやれる人はいない。
- 時間もスケジュールもきっちりこなさないといけない。
- 徹底的に管理しなければ。
など
何かを成し遂げたり、目標に向かって進むとき、ついつい自分に厳しくなりますよね。律する気持ちが強くなっていくと、心身ともに窮屈さを感じてしまいます。
そういう時ほど、息抜きや心がゆるむ時間がとても大切です。

肩こりを感じたら、まずは自分に厳しくしていないか振り返ってみませんか?
ガマンが当たり前になっていくと、痛みの感覚がにぶくなっていきます。
とにかく肩が痛い・重い・だるいと感じていたのに、何も対処せずにその感覚が薄くなってきた、、、
という時には、治ったのではなく、痛覚が麻痺してきていることもあります。
わたしも小さい頃から肩こりとは長い付き合いです。
ついついムリをしたり、がんばってしまうんですよね。
「たかが肩こり」「みんなこってる」と放っておかずに、自分のカラダからのSOSを受け止めたいですね。
DMB♡のおすすめ、ラベンダータッチもぜひお試しくださいね♪
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